【外資エンジニア解説】信頼関係を築くための丁寧な英語表現のポイント3選


「英語には丁寧語はない」
「英語を話すときはストレートに伝えることが重要」
そんな風に考えている方はいらっしゃいませんか。

そもそも日常英会話とビジネス英語の違いがよく分からないかも…。

ビジネス英語の大きな特徴の1つが「丁寧な英語表現」だよ!仕事で英語を使う場合には、丁寧な英語表現ができるかがすごく重要になるよ

えっ!英語にも丁寧語ってあるの!?
確かに日本語のように尊敬語・謙譲語・丁寧語という分類はありませんが、英語もTPOに合わせて丁寧な表現をすることが求められます。特にビジネス場面では日常英会話のようなカジュアルな表現とは異なる、丁寧な英語表現が求められるのです。
ビジネス場面で丁寧な英語表現が重要な理由
ビジネス場面で丁寧な英語表現が重要視される一番の理由は、「相手との信頼関係を築くため」だと思います。
日本語での会話においても、職場で尊敬語や謙譲語などTPOに合わせた表現ができない人に対して「幼稚」や「プロフェッショナルに欠ける」といった印象をもつと思います。
英語でも全く同じことがいえます。学生が友達と使うような英語表現で、商談など重要なコミュニケーションがスムーズにいくはずもありません。
特に国や人種を超え、バックグラウンドが全然違う人と遭遇したとき、その人が与える印象というのは信頼関係を築く上で非常に重要になるわけです。

外資系だと直接会ったことがない、海外の同僚と一緒に仕事することがたくさんあるから、メールの文面やオンライン会議から伝わる印象によってその人との信頼関係が左右されるといっても過言ではないよ!

そういったコミュニケーションの中で使われる英語表現によって相手に与える印象が変わって、引いてはその人との信頼関係にも影響するんだ
私は大学時代にマレーシアやアメリカに留学した経験もあり、日常英会話には多少なりとも自信をもっていました。
しかし、大学卒業後に外資系メーカーに就職し、英語でのコミュニケーションの壁にぶつかりました。
本社(アメリカ)の同僚に英語でメールを送っても、全然返信をもらえないのです。
英語の文法が間違っていたわけではないのですが、数日経っても1週間経ってもなかなか返信がもらえないという状況が続きました。
当時はこの原因がよくわかりませんでしたが、今思うとメールの文面に丁寧さや思いやりが欠けた表現でうまく信頼関係が築けていなかったのが要因の一つと考えています。
直接会える相手ではないからこそ、日頃のメールや会議での英語表現が信頼関係を築く上で重要なのだということを学んだ経験でした。

英語に自信がある人こそ要注意だったりするよ!
丁寧な英語表現をするためのポイント3選
それでは、丁寧な英語表現をするにはどのようにすればいいのでしょうか。

日本語の尊敬語や謙譲語とはまた違ったルールだから、厳密には1つ1つ地道に覚えていくことになるかな

ガーン….(もっと楽な方法はないの??)

丁寧な英語表現にいくつかポイントがあるから、これを把握するだけで全然変わってくるよ!
ここでは、まずはこれを押さえておけばOKというポイントを3つご紹介します。
- 【ポイント①】would/couldを用いる
- 【ポイント②】直接的な表現を避ける
- 【ポイント③】丁寧な英語表現に置き換える
【ポイント①】would/couldを用いる
丁寧な英語表現をするときに一番よく使い、なおかつ覚えやすいのが、would/couldに表現を使うことです。
例えば以下のような表現がビジネス場面でよく使われます。
- I would like to~ : ~をしたいです。
- Would you (please) ~? : ~をしていただけますか?
- Could you (please) ~? : ~をしていただくことはできますか?
- Would you mind if~? : ~をしても問題ないでしょうか?
特に相手に何かをお願いしたいときに、Can you~?ではなく、Could you~?やWould you~?を用いることで一気に丁寧な表現になります。

どれもよく使われる表現だからぜひ覚えておこう!
【ポイント②】直接的な表現を避ける
英語というとストレートにものを言う文化と思っている方が多いと思いますが、場合によってはストレートすぎる表現はぶっきらぼうで失礼な印象を与えてしまうことがあります。

私も当初、ストレートな表現をしすぎていたけど、今では表現の仕方を気を付けているよ
ではどのような表現をすればいいのでしょうか?
ここでは以下2つのテクニックをご紹介します。
- 印象を和らげる「クッション言葉」をつける
- 主語”You”を避けて、相手に非があるニュアンスにならないようにする
印象を和らげる「クッション言葉」をつける
例えば、食事会などに誘われたけれども断りたいとき….
“No, I can’t”
とストレートに表現をすると、少しぶっきらぼうな印象を与えることがあります。
そこで使えるクッション言葉が、”I wish” や “I’m afraid” になります。
例えば、
“I wish I could.” 行きたかったけど、行けません。
“I’m afraid I can’t” 生憎、行けません。
このように表現することで、「本当は行きたかったんだけど、残念ながら行けない。」というニュアンスを出すことができて印象を和らげることができます。

自分の意見や主張ははっきり伝えながらも、その表現の仕方を工夫することで全く違ったニュアンスに変えることができるんだ!
主語”You”を避けて、相手に非があるニュアンスにならないようにする
誰でも「あなたのせいだ」という風に言われたら、ムッとした気持ちになりますよね。
しかし、日本人が言いがちな表現の中にそのようなニュアンスになってしまうケースがあります。
例えば、自分が話した内容がきちんと相手に伝わっているかを確認したいとき、
“Do you understand?”
と言ってしまいがちですが、これは相手の理解力を問う言い方で失礼に聞こえてしまいます。
ここで主語を”you (あなた)”から”it (自分が話した内容)”に変えることで印象を180度変えることができます。
よく使う表現が、
“Does it make sense?” 筋が通った話でしょうか?(話している内容は伝わりましたか?)
になります。

この表現は会議などでとてもよく使うので、丸ごと覚えちゃうと便利だよ!
【ポイント③】丁寧な表現に置き換える
普段、友達と話すときに使う表現と、仕事で使う表現を自然と使い分けていると思います。
英語でも同様に、カジュアルな場面ではOKでも、仕事場で使うと幼稚な印象を与えてしまう表現があります。
ここでは、日本人が言いがちな例を挙げてみましょう。
相手に理由を聞きたいとき、カジュアルな会話の中では、
“Why?” どうして?
と聞くことがあるかもしれません。
しかし、これをそのまま仕事の場面で使うのはあまり適切ではありません。
ビジネス場面においては、例えば、
“Could you tell me the reason?” その理由を教えていただくことは可能でしょうか?
といったかたちで文章で、かつ “Would/Could”を用いた質問をすることで丁寧な表現にすることができます。
このようにカジュアルな表現から丁寧な表現に置き換えることで、同じ意味でも全く違う印象を相手に与えることができます。

丁寧な英語表現をすることで相手にプロフェッショナルな印象を与えることができて、信頼関係を築きやすくなるよ
【よくある間違い】「Pleaseをつければ丁寧になる」は間違い!!
よくある誤解として、「Please」をつければ何でも丁寧な表現になると思っている日本人が多いですが、これは要注意です!!

えっ!Pleaseつければ何でも丁寧になるんだと思ってた!
「Please + 命令文」
の表現は、Pleaseがついても「命令文」であることには変わりないので、上からものを言われている印象を相手に与えてしまいます。そのため、特に同僚や上司に対しては避けた方が無難でしょう。
例えば文書の発行を同僚にお願いしたいときは、
“Please issue the document by this Friday?”
ではなく、
“Could you please issue the document by this Friday?”
という表現にすることで、命令調ではなくお願いベースのニュアンスに変えることができます。
丁寧な英語表現を身に付けるためにおすすめの書籍
これまで丁寧な英語表現についてポイントをご紹介しましたが、もっと本格的に丁寧な英語表現について勉強したいという方におすすめの書籍を3つご紹介します。
ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550
マイクロソフトシンガポールで本部長として勤務する著者が非ネイティブこそ身に付けるべきビジネス英語の極意が紹介されています。日本人がやりがちなNGな表現を効果的な英語表現に変える、外資系に勤務する人におすすめの一冊。
ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550 [ 岡田 兵吾 ] 価格:1760円 |
まさにグローバル企業の代名詞であるマイクロソフトに勤務し、シンガポールで本部長のポジションに就いている著者が、世界の非ネイティブエリートが実践しているビジネス英語の極意について紹介されています。
単純によく使われるフレーズが紹介されているだけではなく、グローバル企業で求められるマインドセットを踏まえた効果的なコミュニケーション方法について解説されているので、グローバル企業に勤める方にとってまさに必読本となります。

実際に外資系メーカーに勤めているYukachiも共感できる部分がたくさんあったし、とても勉強になったよ!

日本人がやりがちなNGな表現というのも解説されていて目から鱗!
同時通訳者が教える ビジネスパーソンの英単語帳 エッセンシャル
同時通訳者の実体験に基づき、ビジネス現場で“本当に使える英語表現”を厳選。単語の意味だけでなく、ニュアンスや使い分けまで身につく実践的な英単語帳です。
同時通訳者が教えるビジネスパーソンの英単語帳 エッセンシャル [ 関谷 英里子 ] 価格:1100円 |
「英単語はたくさん覚えたはずなのに、いざ仕事の場面で言葉が出てこない…」
そんな悩みを抱えるビジネスパーソンにぴったりなのが、関谷英里子さんの『同時通訳者が教える ビジネスパーソンの英単語帳 エッセンシャル』です。
著者の関谷英里子さんは、世界的経営学者ドラッカーや政治家マハティール元首相などの同時通訳を務めたプロの通訳者。
本書では、日常会話ではなく“ビジネスの現場で実際に使われる英語”に焦点をあて、通訳の現場で培われたリアルな表現を厳選して紹介しています。
単語帳といっても、単なる「英単語+日本語訳」ではありません。
それぞれの単語について、
- ビジネスの場での使われ方のニュアンス
- 似た表現との違い
- 実際の例文や会話フレーズ
が丁寧に解説されており、「知っている単語を“使える英語”に変える」ことが目的になっています。
好感を持たれる英語表現
「英語はストレートに言いたいことを言うのが良い」というのは大きな誤解!ビジネス場面に相応しい丁寧な英語表現のコツを学べる。
ビジネス英語特化ではないですが、より洗礼された丁寧な英語表現を身に付けるのにぴったりな書籍になります。
日常英会話とビジネス英語との大きな違いは、表現の丁寧さにあると思います。
日本語には尊敬語・謙譲語・丁寧語があって、場面に応じて表現の丁寧さを変えていますよね。
英語にも実は丁寧な表現というものがあって、ビジネス場面では丁寧な表現が求められることが多いです。
そのため、丁寧な英語表現を身に付けることはビジネス英語力をブラシュアップさせるのにとても重要なのです。
この書籍では、丁寧度のレベル別に様々な表現方法が記載されているので、自分の表現力の幅を広げるのにぴったりな書籍になります。

独学でビジネス英語を身に付けたいという人はこの記事もぜひ参考にしてな!




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丁寧な英語表現についても詳しく解説しているよ

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まとめ:丁寧な英語表現で仕事もスムーズに!
この記事では、
- 丁寧な英語表現の重要性
- 丁寧な英語表現をするためのポイント3つ
- 丁寧な英語表現の学習方法
について紹介しました。
カジュアルな場面ではそこまで意識する必要はないかもしれませんが、仕事で英語を用いる場合にはそれなりの配慮が必要になります。
丁寧な英語表現ができるようになると、相手からの信頼を獲得しやすくなりコミュニケーションがスムーズになります。
仕事で英語を使う機会はある方は、ぜひ表現の丁寧さについても意識してみてください!
