外資系の英語会議で本当に求められる英語力とは?【流暢さより重要なポイント解説】



外資系っていったら英語での会議ってあるんだよね…?僕まだまだ英語を流暢に話せるレベルじゃないんだけど外資系でやっていけるかな??

大丈夫!英語会議で重要なのは流暢さではないんだ!きちんとポイントをおさえておけば英語会議も乗り切れるよ!
外資系に興味はあるけれど、
「英語会議についていけるか不安」
「流暢に話せないと評価されないのでは?」
と感じている方は多いのではないでしょうか。
英語を使用する頻度は職種などによりますが、多くの場合は外資系で英語会議は日常的に行われています。

外資系メーカーでエンジニアとして働いているYukachiの場合は、最低でも週1回は英語会議がある感じかな

マネージャークラスになると、ほぼ毎日英語会議をしているよ

そ、そんなに…!!ひぇぇぇ~~~
ただ、実際に働いてみて感じたのは、
「英語が流暢かどうか」よりも大事なポイントがある!!
ということでした。
この記事では、「外資系の英語会議で本当に求められる英語力とは何か」、
そして「流暢さよりも重要なポイント」について、実際に外資系で働く現場の目線で解説していきます。

外資系で求められる英語力については、この記事で詳しく解説しているからぜひ参考にしてな!

よくある誤解:外資系メーカーでは「ペラペラ英語」が必須?
外資系メーカーというと、
- ネイティブ並みに話せないとダメ
- 発音や文法が完璧でないと評価されない
- 英語が苦手だと会議で置いていかれる
といったイメージを持たれがちです。
確かに、英語を使う頻度は高いです。
ただし、実際の会議で求められているのは、いわゆる「きれいな英語」ではありません。
参加者の多くは非ネイティブで、
- 文法ミスがある
- 発音に訛りがある
ということは普通にあります。
重要なのは
「英語を流暢に話せるか」ではなく、「会議の目的がどれだけ達成できているか」
という点です。

英語はあくまで手段。一番重要なのは会議の目的を達成すること。それには英語の流暢さよりも大切なポイントがあるんだよ!

じゃあ、そのポイントさえおさえていれば英語ペラペラじゃなくても乗り切れるってことだね!

そういうこと!
英語会議で求められる重要なポイント7つ
ここからは、「英語を流暢にしゃべる」ことよりも重要な英語会議のポイント7つをご紹介します。

ずばり、この7つのポイントを意識することで英語会議のアウトプットが全然変わってくるよ!
- 【ポイント①】会議をゴールを明確にする
- 【ポイント②】説明がなくても分かりやすい資料を事前に準備する
- 【ポイント③】自分の立場・主張・要求を明確にする
- 【ポイント④】会議に出席したならば必ず自分の意見は伝える参加意識をもつ
- 【ポイント⑤】理解できなかったところは臆せず素直に伝える
- 【ポイント⑥】会議の最後で会議のアウトプットと次のアクションについて要約する
- 【ポイント⑦】会議後に議事録を作成し共有する
この7つのポイントをおさえれば、たとえ英語がたどたどしくても会議のゴールを達成しやすくなります。
それでは、詳細を1個ずつ解説していきましょう!
【ポイント①】会議をゴールを明確にする
外資系では特に「意味のない会議」をすることは避けるべきです。「意味のない会議」というのは何の進展もない、何のアウトプットのない会議と考えられます。
一方で、「意味のある会議」とはゴール設定が明確で、会議をすること何かしらの進展・アウトプットが得られた会議を指します。会議で最大限のアウトプットを出すためには、会議のゴール設定を明確にし、参加者にそれを共有することが重要です。
会議の冒頭でゴールが共有されていないと、議論が拡散し、結局「何も決まらなかった」という事態になりがちです。
ゴールには大きく分けて、
- 情報共有
- 意思決定
- 課題整理
のいずれかがあります。
例えば、「今日は〇〇について意思決定したい会議なのか」「現状を共有するだけなのか」によって、参加者の参加の仕方や議論の展開が大きく変わります。
参加者全員が同じ方向に向かって会議を展開するためには、会議の冒頭にその会議の目的・ゴールを明確にすることが大切なのです。
【ポイント②】説明がなくても分かりやすい資料を事前に準備する
非ネイティブの私たちにとって、全てを英語で分かりやすく説明するのは至難の業です。
そんな私たちにとって、事前の資料づくりは英語会議の成功のカギを握っています。
スライドを見ただけで、何を伝えたいのかが一目瞭然であれば、仮に口頭での説明が多少たどたどしくなってしまっても、十分相手に内容を伝えることができます。
そのため、英語に不安がある人こそ、分かりやすい資料づくりに力を注いだ方がいいのです。

ただ、口頭で言うことが減らしたいからといって、スライドに文字を詰め込みすぎるのはおすすめしないよ。かえって主張がぼやけて、相手に伝えたい要点が伝わりにくくなってしまうよ

おすすめは、「1スライドに1主張」になるようにスライドを作成すると、要点が伝わりやすくなるよ
【ポイント③】自分の立場・主張・要求を明確にする
外資系の会議では、「あなたはどう思うのか?」が常に問われます。
日本的な「状況を説明するだけ」「結論は相手に委ねる」姿勢では、意見がないと受け取られてしまうことがあります。
完璧な英語でなくても構いません。
- 賛成か反対か
- 推奨案はどれか
- 何を決めてほしいのか
この3点が明確であれば、十分に価値ある発言になります。
英語力よりも、スタンスをはっきりさせる姿勢が評価されるのが外資系の特徴といえます。
【ポイント④】会議に出席したならば必ず自分の意見は伝える参加意識をもつ
外資系の会議では、「出席している=会議に何かしらの貢献をする」ことが求められます。
発言が一度もないまま会議が終わると、「なぜこの人は参加しているのか?」と思われてしまう可能性があります。

とはいっても、英語しゃべるのが億劫でどうしても黙ってしまうんだよね…

その気持ちはとってもよく分かるけど、黙っている方が存在価値を問われることにつながってリスクだよ

決して難しいことを言う必要はないから、「一言は絶対に何か発言する」という心持ちで会議に参加するようにしよう!
必ずしも新しいアイデアや鋭い指摘である必要はありません。
- 賛成・反対の意思表示
- 簡単な補足
- 確認の質問
こうした発言でも、会議への参加意識は十分に伝わります。
英語が苦手な人ほど、「完璧な意見を言おう」として黙ってしまいがちですが、「英語会議だからこそ、自分が参加している意味を積極的に示す」ことを意識しましょう。
【ポイント⑤】理解できなかったところは臆せず素直に伝える
英語会議だとどうしても聞き取れなかったり、理解できない部分が出てくると思います。
会議がどんどん進んでしまう中、話を中断し聞き返したりすることをためらったり、適当な相槌をうってしまいがちになってしまうかもしれませんが、それはとても危険な行為です。
特に質問などが出てこないとなると、会議の相手はあなたの理解が得られたものと受け取ります。理解できていないのに流してしまうと、後々相手と齟齬が生じてしまう可能性があります。

ただ、やっぱり聞き返すのって気まずい空気になりそうで怖いよ…

気持ちはとってもよく分かるよ!勇気がいるよね!ただ自分が思っているよりも気まずい空気にはならないから大丈夫!

相手も私たちが非ネイティブであることは理解しているから、聞き返すこと自体は全然失礼にはならないし、自然なことだから安心して!
ではどのように聞き返せばいいのでしょうか。いくつか聞き返すときに便利なフレーズを紹介します。
- Sorry, could you say that again, please?(もう一度言ってほしいときの定番フレーズ)
- Let me confirm if I understand correctly. Do you mean…?(自分の理解が正しいか確認したいときに便利!)
- Could you write it in the chat box?(人の名前など聞いてもよく分からないときに使えるフレーズ)
何かを聞き返したいときは、とりあえず1つ目のフレーズさえ覚えておけば十分です。
2つ目は私自身が英語会議でよく使うものです。部分的に聞き取れず、自分の理解があっているか自信がないとき、「自分はこのように理解したんだけど、合ってる?」と確認することでミスコミュニケーションを防ぐことができます。
このフレーズだと、単純に聞き返すだけでなく、自分がどのように受け取ったかを相手に伝えることができるので、それを踏まえて相手が説明してくれて理解度を高めることができます。
3つ目は、どうしても聞き取れないときに使えるキーフレーズです。今や英語会議はオンラインで行われることがほとんどなので、会議ツールのチャットボックスを使うことができます。ここにタイピングしてもらえれば、聞き取れなくても読んで理解することができます。

これらのフレーズを駆使して、分からなかったところは臆せずに聞き返してみよう!
【ポイント⑥】会議の最後で会議のアウトプットと次のアクションについて要約する
会議の最後にぜひやっていただきたいのは、
- 今日何が決まったのか
- 次に誰が何をするのか
を明確にすることです。
非ネイティブを含めて様々なバックグラウンドの人が働く外資系では、物事を曖昧にせず、全員が同じ理解・方向性であることを適宜確認しながら進めることが非常に重要になります。

日本人の「空気を読む」文化は当然ないので、何事も明確に伝えることがグローバルチームで働く上ではとっても重要なんだ
会議の最後に簡単な要約を入れることで、参加者全員の認識をそろえることができます。
この役割を担える人は、英語力以上に「仕事を前に進められる人」として評価されます。
簡単で大丈夫ですので、会議をクローズする前に、会議で決まったことやアウトプット、そして今後のアクションについて要約することを取り入れてみましょう。
【ポイント⑦】会議後に議事録を作成し共有する
英語会議に限らず、日本語の会議であっても会議のあとに議事録を作成することはよくあると思います。
英語会議の場合、この議事録がより重要でパワフルなツールになります。
というのも、英語会議の場合、様々なバックグラウンドの人が参加し議論する場となります。そんな中、全員で共通認識をもつのにとても有効なのが明文化して共有することです。
日本人同士の場合、はっきり言わなくともみんなが共通の認識をもっているという状況はあり得ることだと思いますが、グローバルな場ではそれはあり得ません。はっきりと明確に表現することが、英語会議の中でミスコミュニケーションを生まないために非常に重要なポイントになります。
会議の内容、結論について、参加者全員の理解を合わせる上で、議事録に明確に記録し共有することが、ミスコミュニケーションを避ける上でとても有効な手段になるのです。

議事録をつくるだけでなく、全員と共有することが重要だよ。もし内容に誤解があれば指摘してくれるから、自分の理解が合っているかの確認にもなるよ。
英語が苦手な人でも使える英語会議攻略のためのテクニック
英語を流暢に話すことよりも大切な英語会議のポイントを7つご紹介していきました。
とはいえ、そもそも英語力に自信がなくて、コミュニケーションをとること自体に不安を感じている方もいらっしゃると思います。

最低限の英語力が必要なのは分かるけど、目の前の英語会議をなんとか乗り切れる方法を知りたいよ…
そんなお悩みをもっている方におすすめの「英語が苦手な人でも使える英語会議攻略のためのテクニック」を3つご紹介していきます。
- 【テクニック①】AI技術を駆使する(Copilot, ChatGPTなど)
- 【テクニック②】PowerPointのスクリプト機能を使う
- 【テクニック③】複数人の日本人で参加する
【テクニック①】AI技術を駆使する(Copilot, ChatGPTなど)
AI技術は非ネイティブの私たちにとって、英語会議のとても強い味方になります。
最近、多くの会社でMicrosoftと契約し、Copilotサービスを導入するところが増えてきています。契約内容にもよりますが、Copilotに会社のビジネスに関わる情報を入力しても外部に情報が流出しないようなサービスを会社が契約している場合、会議の内容もCopilotに入力することができます。
会社でCopilotを使用できる場合、Teams会議で会議の内容をリアルタイムで日本語翻訳スクリプトを生成させることができます。

会議中の会話がリアルタイムで日本語訳が表示されるなんて神ツールすぎる!!

実際は少しタイムラグがあったり、たまに不自然な内容で翻訳されることもあるけど、自分の理解を補足するためのツールとしてとても有効なツールだよ!
仮に会社で使用できるAIツールがなくても、個人のアカウントでChatGPTなどを使うことはできます。会社の機密情報に関わる内容は当然入力できませんが、会議中に出てきた英単語の意味や、思い出せない英語のフレーズなどをクイックに確認するのにはとても便利です。

英単語の意味ならGoogle検索でもいいかもだけど、英語のフレーズなどは「ビジネス場面で適切な表現で教えて」といえば、英語会議にぴったりな英語表現を瞬時に教えてくれるからすごく便利!
【テクニック②】PowerPointのスクリプト機能を使う
英語会議の中でPowerPointを使ってプレゼンをする機会は多いと思います。
英語でのプレゼンテーションで非常に便利なのが、PowerPointのスクリプト機能になります。これは各スライド内のノート欄に事前に発表する原稿を記入しておき、発表時に発表者モードにすることで、発表者の自分の画面ではスライドをノート欄に記入した原稿を両方表示させることができるという機能です。


なんだこれ!めっちゃ便利じゃん!

発表する原稿が自分のPC画面上に表示させられるから、英語が苦手であってもプレゼンは怖くないね!
【テクニック③】複数人の日本人で参加する
テクニックというよりも小手先なやり方にみえますが、非ネイティブな私たちにはとても有効な手法だったりします。
「三人寄れば文殊の知恵」なんて言いますが、たとえ英語に自信がなくても実際に複数人が一緒に参加し協力しあえば、なんとか乗り切れたりするものです。

実際にYukachi自身も日本人の同僚もこれで乗り切ったことは多々あるよ
具体的にどのように協力するかというと、相手が英語で話すときに詰まってしまったときや、英語での質問内容が分からない様子のときにお互い助け舟を出しあうのです。
ときには、会議中に”Sorry, can we discuss this briefly in Japanese?”などと一言断って、日本語でクイックに内容を確認したりすることもあります。

えっ!そんなことしていいの!?

会議の規模や雰囲気にもよるかもだけど、全然よく見かけるよ
英語会議がどうしても不安なときは複数人の日本人で挑んで乗り切りましょう!
まとめ
この記事では、英語非ネイティブの日本人が英語会議を乗り切るために重要なポイントやテクニックをご紹介してきました。
英語会議というとどうしても英語力に目が行きがちですが、英語会議の本当のゴールはその会議の目的を参加者全員で達成することです。
英語自体は単なるコミュニケーションの手段でしかありません。それよりも、様々なバックグラウンドをもつ人たちとディスカッションして合意形成できるコミュニケーション力の方が遥かに重要なスキルになります。
たとえ英語が多少たどたどしくも、今日ご紹介したポイントを意識すれば、きっと英語の会議であっても乗り切ることができると思いますので、ぜひ参考にしてみてください!

そうは言ってもやっぱり英語力ももっと磨いていきたいな!

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