【現役外資エンジニアが解説】外資は本当に年収が高い?日系企業との徹底比較


「外資=年収が高い」というイメージはよく聞きますよね。
私自身も外資系メーカーで働いていますが、実際のところどうなのか気になる方も多いと思います。

外資系ってやっぱり年収高いの!?

お給料事情は気になるところだよね!この記事では実際に外資系メーカーでエンジニアとして勤務しているYukachiがお給料事情や昇進のスピード感について解説していくよ!
本記事では、現役エンジニアの視点から、
- 外資 vs 日系のリアルな年収差
- 昇進スピードの違い
- なぜ外資は給料が高いのか
- 年収を上げる具体的な方法
- 外資のリスク
を分かりやすく解説します。
実際に外資系企業は日系企業よりもお給料が高いのか?
結論から言うと、
外資系企業の方が年収は高くなる傾向があります。
特に30代以上で顕著に差が開きはじめ、年代が高くなるほど差が開いていく傾向がみられます。
データで見る外資系と日系の年収差
このグラフは、外資系と日系企業の従業員の年代別の年収を示しています。
20代では外資系と日系であまり差がないものの、30代あたりから外資系では1000万円以上の層が増え始め、40代、50代になるにつれて大きくその割合を増やしています。
一方で、日系では1000万円以上の高収入層の割合に増え方は緩やかな傾向がみられます。
したがって、年代が上がるについて外資系と日系での年収の差が大きく開き始める傾向が顕著に表れているのが分かります。50代に注目すると、1000万円以上の年収の割合は、外資系では40%なのに対して、日系では僅か11%にとどまっています。


つまり、20代ではあまり差がないけれでも、年代が進むにつれて日系よりも外資系の方が明らかに年収が高くなる傾向があるということだね
外資系と日系での昇進スピードの違い
年収について語る上で外せないのが、「昇進スピード」です。日系・外資系に関わらず、一般的に昇進することで年収が上がります。
| 項目 | 外資系 | 日系 |
|---|---|---|
| 評価 | 完全成果主義 | 年功序列 |
| 昇進 | 実力次第で早い | 年次でゆっくり |
| 年収UP | 昇進時に大きく上がる | 徐々に上がる |
日系では年功序列で昇進していく場合が多いので、昇進スピードがゆっくりめな傾向があります。
一方で、外資系では年次に関係なく、成果に基づいて昇進が決まるため、実力次第では昇進スピードは早くなります。
また、外資系の特徴として、昇進時に年収が大幅に上がるケースが多いです。

Yukachiの体感として、昇進時は100万円以上年収がUPしたよ
したがって、外資系では昇進スピードが早く、昇進時の年収UPの度合いも大きいので、日系よりも年収が高くなる傾向がみられるのです。

年代が高くなるほど日系と外資系で差が開いてくるのも、この昇進スピードが密接に関わっているのがよく分かるね
【実体験】Yukachiのケースを紹介
ここでは外資系メールでエンジニアとして勤務しているYukachiのケースをご紹介します。

あくまで一例だけど、参考にしてね!
- 現在、外資系メーカーに勤務
- 研究開発職
- 現職の入社時の年収は約500万円台
1度目の昇進について
入社してから3年目の年に1度目の昇進がありました。この昇進によって、年収が500万円台から650万円程度に年収がUPしました。
2度目の昇進について
入社してから5年目の年に2度目の昇進がありました。この昇進によって、年収が850万円程度に年収がUPしました。

昇進がなくても徐々に基本給のUPはあるけれでも、やっぱり昇進があることで年収が大幅に上がっていったよ

年収を上げたい場合は、やっぱり昇進を目指すことが大事なんだね!
なぜ外資系企業は給与水準が高いのか?
では、どうして外資系の方が給与水準が高い傾向がみられるのでしょうか。
主な要因は以下の4つがあげられます。
- 【理由①】成果主義で昇進スピードが早いから
- 【理由②】インセンティブが大きいから
- 【理由③】中途採用がメインで優秀な人材獲得に力を入れているから
- 【理由④】福利厚生がなく、その分給与に反映させているから(企業による)
【理由①】成果主義で昇進スピードが早いから
前述の通り、外資系企業では昇進による給与増加のインパクトはとても大きいです。
それに加えて、外資系企業では年功序列制度による昇進ではなく、完全に成果に基づく評価で昇進の有無が決まります。
そのため、成果を継続的に出し続けていれば、若手であっても昇進していくことができ、結果的に年収をアップさせることができるのです。

年齢に関係なく、成果次第で年収アップを目指せるのは外資系企業で働く魅力の一つだよね
【理由②】インセンティブが大きいから
外資系企業の給与体系も年収が高い要因の一つになっています。
職種にもよりますが、外資系企業では一般的にベースとなる「基本給」と、成果に基づいて支給される「インセンティブ」との合算で年収が決まることが多いです。
この「インセンティブ」によって、成果を出している人には高い年収が支払われる仕組みになっているのです。
【理由③】中途採用がメインで優秀な人材獲得に力を入れているから
外資系企業では、給与水準が業界の中で競争力のあるものなのかをとても気にしています。
なぜなら、外資系企業では新卒採用よりも中途採用が中心で、優秀な人材を獲得する上で魅力的な給与水準であることは非常に重要であることを理解しているからです。
日系企業の場合、新卒採用がメインで定年まで勤め上げるスタイルが多いと思いますが、外資系企業では人材の流動性が激しいため、会社にとって優秀な人材の確保がとても重要なのです。
このような状況のため、外資系企業では給与水準が高くなりやすいのです。
【理由④】福利厚生がなく、その分給与に反映させているから(企業による)
日系企業では、給与の他に住宅補助などの福利厚生が手厚いケースがあります。
一方、外資系企業ではこのような制度がそもそもないということもあり、その分を給与に反映させているケースも多いです。
しかし、これは企業によって状況が変わり、会社によっては外資系企業であっても日系企業のように住宅補助や社宅制度があるケースもあります。

転職をする際にはぜひこの点も確認してみてね
外資系企業で年収UPする方法
日系と比べて、外資系企業の方が年収が高い傾向がありますが、外資系企業に勤めているからといって全員が年収UPできているわけではありません。
外資系企業では年功序列制度ではないので、逆をいうと待っている姿勢では年収は上がりません。
ここでは、外資系企業で年収をUPさせるための方法をご紹介します。
- 【方法①】昇進を積極的に目指す
- 【方法②】評価される成果を出す⇒インセンティブを増やす
- 【方法③】上司とのコミュニケーションに注力する(特に外国人上司の場合)
【方法①】昇進を積極的に目指す
外資系企業で年収UPを目指すのであれば、昇進は必須です。
そのため、昇進を積極的に目指すことが重要になります。

昇進が重要なのはよく分かったんだけど、具体的に何をすればいいかよく分からないよ

外資系企業での昇進に重要なのはこの3点だよ!
- 【ポイント①】自分が目指すポジションになるための評価基準をジョブディスクリプションで確認する
- 【ポイント②】同僚や先輩とのメンタリングを通じて、自分の現在地や目指すべき方向性について客観的な視点をもらう
- 【ポイント③】自分の成果について上司に積極的にアピールする
【ポイント①】自分が目指すポジションになるための評価基準をジョブディスクリプションで確認する
昇進を目指す上で、正しい目標設定をし、適切な方向性で努力をすることが重要です。

間違った方向で努力するのはもったいないからね。まずは目指すべき「方角」を明確にするのが重要だよ
外資系企業の場合、昇進のための評価基準が明確に設定されているケースが多いです。例えば、自分が目指すポジションのジョブディスクリプションを見ることで、そのポジションで求められるものが明記されています。
次のポジションで求められることと、今の自分ができることのギャップこそが、自分が今磨くべき対象になるわけです。
このように、まずは自分が今何が足りていなくて、どのような努力をするべきなのかを明確にしましょう。
【ポイント②】同僚や先輩とのメンタリングを通じて、自分の現在地や目指すべき方向性について客観的な視点をもらう
ポイント①で自分の中である程度方向性を見定めたら、次は周りからの意見を積極的にもらいましょう。
意見のもらい方は様々ありますが、「メンタリング」を通じてフォードバックをもらうという方法があります。これは上司以外の同僚や違うチームのマネージャーなどと1対1で話す時間をもち、キャリアなどについて話す機会のことです。
このような機会を自分からつくり、周りからの意見やフィードバックをもらうことで、自己評価に加えて他者の視点が加わり、より精度を上げることができます。

Yukachi自身も本社のマネージャーたちや同僚とメンタリングをすることで、自分のキャリアの方向性について定期的に相談しているよ!
他の人の意見を取り入れると、自分では気がつかなかった視点をもらえるからとてもおススメ!
【ポイント③】自分の成果について上司に積極的にアピールする
外資系企業では、自分の成果を上司や上のポジションの方に理解してもらえるよう積極的にアピールする力が非常に重要になります。
特に上司が日本にいなくて、海外の拠点の外国人であるケースも少なくありません。そのような場合は、特に上司への成果のアピール力が非常に重要になります。

日本に上司がいれば、普段の仕事ぶりを日常的に見てもらえているけど、海外の拠点に上司がいる場合は、自分から積極的にアピールしないとなかなか理解されないよ
昇進する上で上司へのアピールが重要な理由は、外資系企業の場合、昇進の決定権が人事部ではなく、自分の上司や自部門のマネージャー陣がもっているからです。
人事権をもっている人に、自分の成果を理解してもらうことが、昇進をスピード感を上げる上で非常に重要になるのです。

外資系企業で年収を上げていきたい人は、これら3つのポイントを踏まえて、昇進を目指していってね!
【方法②】評価される成果を出す⇒インセンティブを増やす
すぐに昇進できなくても、成果を出し続けることは年収アップを目指す上で重要です。
なぜなら、成果に基づいて自分のインセンティブが決まるからです。
昇進するにはある程度の期間を要しますが、インセンティブの額は毎年の成果に応じて決まるため、評価される成果を出し続けることでインセンティブUPにつながり、年収を増やすことができます。

そして、継続的に成果を出し続けていれば、最終的には昇進にもつながってより年収UPをすることができるんだ!
【方法③】上司とのコミュニケーションに注力する(特に外国人上司の場合)
成果を出し続けることと同じくらい重要なのが、上司とのコミュニケーションです。
具体的には、自分の成果を上司にも理解してもらうことが重要です。
なぜなら、自分の評価をつけるのは上司だからです。たとえ、成果を出していても、それが上司に把握されていなかったら、自分の評価に反映されず、結果的にインセンティブUPや昇進につながりません。
したがって、上司との日頃のコミュニケーションが非常に重要になります。
特に外資系企業の場合は、海外拠点の外国人が自分の上司になるケースも少なくありません。
その場合は、日本人上司のように普段の仕事ぶりを直接見ているわけではないので、より普段からコミュニケーションの中で自分の仕事ぶりを伝えることが、正当な評価をしてもらう上で重要になるのです。
外資系企業で働くリスク
これまで外資系企業での年収事情についてお伝えしてきました。
外資系企業で働く上で、日系よりも給与水準が高いというのは大きな魅力の一つです。
その一方で、外資系企業には日系企業とは異なる、働く上でのリスクやデメリットがあります。

この記事の中で、外資系企業ならではのデメリットについても解説しているから、転職を考えている人はぜひチャックしてみてね


外資系企業で働く上での最大のリスクは、やっぱり「レイオフ」だよ…。外資系企業でのレイオフの実情についてYukachiの体験談をもとにまとめているから、これもぜひ参考にしてみてね


外資系企業への転職を悩んでいる人はこの記事もおススメだぞ!

まとめ
この記事では、日系企業と比べた外資系企業での年収事情や、外資系企業で年収を上げていくための具体的な方法やポイントについて解説していきました。
「外資系企業に就職=高年収」ということではなく、外資系企業は「成果を出す人に対して高い報酬が支払われる環境」であるといえます。
成果を出していれば、年齢に関係なく、高い報酬を目指すことができるというのが、外資系企業で働く上での大きな魅力といえます。

うまくいけば、「30代で年収1000万円以上」も十分に狙える環境だよ
一方で、成果を出し続ける必要があるタフな環境であるともいえます。外資系企業への転職を目指している人は、まずは外資系企業ってどんなところかについてよく情報収集をした上で見極めることをおススメします。

外資系企業への転職を考えている人はぜひこの記事も参考にしてみてね!


